活動内容

Home > 活動内容 > 分科会・研究会 > 分科会・研究会活動報告 > 2005年度(第83期)分科会・研究会活動報告 > A-TS05-21

A-TS05-21 ディジタルホログラフィック応用計測研究会

主査 村田 滋 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科
幹事 平原裕行 埼玉大学大学院理工学研究科
委員 
    姉崎幸信 ㈱日本自動車部品総合研究所
    粟辻安浩 京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科
    池田 耕 茨城工業高等専門学校機械工学科
    植村知正 関西大学工学部システムマネジメント工学科
    近江和生 大阪産業大学工学部情報システム工学科
    岡本孝司 東京大学大学院新領域創成科学研究科
    門野博史 埼玉大学理工学研究科環境制御工学専攻
    金原賢治 ㈱日本自動車部品総合研究所
    榊原 潤 筑波大学機能工学系
    調 尚孝 ㈱日本自動車部品総合研究所
    西尾 茂 神戸大学海事科学部海事安全管理学講座
    的場 修 神戸大学工学部情報知能工学科
    三神史彦 千葉大学工学部電子機械工学科
    屋我 実 琉球大学工学部機械システム工学科
    山口貴広 セイコーエプソン ( 株 ) 光学事業部
    山本恭史 関西大学工学部システムマネジメント工学科
(五十音順)

「ディジタルホログラフィック応用計測研究会」は 2005 年 9 月に研究会の発足が認められ活動を開始することとなりました.ホログラフィは言うまでも無く Gabor が 1948 年に電子線による干渉法を提案して以来,様々な手法が開発されてきました.近年では,アナログな処理であるホログラムを使用しないコンピュータによる光計測技術が盛んに研究され各方面で展開されています.コンピュータホログラフィやデ ィ ジタルホログラフィはその代表的な例です.本研究会では,デ ィ ジタルホログラフィの流体計測への応用と展開を積極的に推進するために設置されました.

ホログラムパターンをビデオカメラ等でディジタル画像として記録し,その像再生をコンピュータで数値的に行うディジタルホログラフィ技術は,微小な液滴・粒子・気泡群などの時間変化を3次元空間計測するのに適しており,空間位置計測,移動量(速度)計測,数密度計測,粒径等計測,形状・姿勢計測など今後工学的な応用範囲も一層広がりを見せるものと期待されます.本研究会は,ディジタルホログラフィの計測手法,処理技術,処理結果の表現技術に関する開発研究を行い,さらに応用面での拡張を目的としています.

気泡流のホログラフィ画像
 
気泡再生画像

活動報告

第 1 回研究会
日時: 2005 年 9 月 21 日 ( 水 ) 16:00 - 17:00
場所:電気通信大学 
研究会全体計画,今後の予定,問題提案などが行われた.

第 2 回研究会
日時: 2006 年3月7日 ( 火 ) 13:10-17:00
場所:キャンパスプラザ京都 2F 第3会議室
話題提供
   植村 知正先生(関西大学)
     「3次元マイクロ PIV のためのデジタル・ステレオ・インラインホログラフィ技術の検討」
  村田 滋 先生(京都工芸繊維大学)
     「流体計測におけるディジタルホログラフィ技術の展開」
  池田耕 先生(茨城高専)
     「微小領域でのデジタルホログラム」
その他 今後の活動方針の検討

更新日:2006.10.6