部門賞

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第102期 (2024年度)流体工学部門 一般表彰(貢献表彰)

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一般表彰(貢献表彰)

堀口 祐憲
(大阪大学)
竹内 伸太郎
(大阪大学)

受賞理由

ASME-JSME-KSME 流体工学国際会議 2023(AJKFED2023)の運営に幹事として尽力し、登壇発表数 513、参加登録者数 700 名超の大規模な会議を成功裏に終えることに貢献した。

受賞のコメント

 この度は日本機械学会流体工学部門におきまして貢献表彰をいただき、たいへん光栄です。

 運営に携わったASME-JSME-KSME 流体工学国際会議は、米国と韓国の機械学会流体工学部門と共同で2011年より持ち回りで開催されているものです(当初は日米流体工学国際会議)。大阪市で開催された今回は、京阪神地区の大学にご在籍の多くの先生のご協力を得て企画、運営致しました。

 とくに、共同議長の梶島岳夫先生(四国職業能力開発大学校・大阪大学)と河原源太先生(大阪大学)、広報幹事の細川茂雄先生(関西大学)、会計幹事の黒河通広先生(大阪電気通信大学)には夜遅くや週末まで多くの相談にのっていただき、たいへんお世話になりました。現地実行委員会の辻拓也先生、鷲野公彰先生、本木慎吾先生、清水雅樹先生、本告遊太郎先生、稲葉匡司先生、岡林希依先生(以上 大阪大学)、金田昌之先生、桑田祐丞先生、大森健史先生(以上 大阪公立大学)、大友涼子先生(関西大学)には、様々な無理難題に対して実行性のあるプランの立案と実行を精力的に進めていただきました。事前に何度も会場に足を運び、またオンライン会議も毎週開催しましたが、いつも協力的に向き合ってくださり、深く感謝いたします。JSME側のオーガナイザーの8名の先生方には、ASMEとKSME側のオーガナイザーとの調整、連絡役をお引き受けいただきました。特に、アブストラクトの査読とその依頼、プログラム編成、基調講演の選定、座長の選定などの多くの作業をお願いし、ご負担をお掛けしました。さらに、ASME との契約に関する議論は開催直前まで長引き、流体工学部門の運営委員の皆様と事務の方には本件についてたいへんなご心労をおかけいたしました。地道な交渉によって、道筋を付けてくださったことに感謝しております。機器を出展、広告を出稿くださった企業の皆様にも厚く御礼申し上げます。学会運営Web支援システムのConfitを設定、運用くださった㈱アトラスと、受付業務を支援くださった㈱メイプロジェクトのスタッフの皆様、会場となった大阪国際会議場、リーガロイヤルホテル大阪、大阪観光局の皆様にも大変お世話になりました。

 おかげさまで、対面開催で多くの発表をお受けし、また多くの参加者をお迎えすることができました。参加者の皆様には、楽しく有意義にお過ごしいただけたのではないかと思います。新型コロナウィルスの時代が終わった後にふさわしく、国際的な交流の場を提供できたことをたいへん誇らしく感じております。

 私達は、ご協力くださった多くの方々を代表して賞を受け取りますが、ここにご紹介できなかった方々も含めた皆様方のご協力無くしては進められませんでした。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

一般表彰(貢献表彰)

川原 顕磨呂
(熊本大学)
宗像 瑞恵
(熊本大学)

受賞理由

2022年の流体工学部門講演会において実行委員長を務め,講演会の企画・運営に精力的に取り組み,講演会を成功に導くことにより,部門の運営に多大な貢献をした.

受賞のコメント

 この度、2022年度の第100期流体工学部門講演会において実行委員長/幹事としての活動を評価され、受賞(貢献賞)の栄誉に浴したこと、大変光栄に存じます。ご推薦頂いた方々ならびに関係各位に厚く御礼申し上げます。また、実行委員会のメンバーでありました熊本大学の吉川浩行先生、米本幸弘先生、小糸康志先生の力強いご協力に対して心より感謝いたします。メンバー全員で受賞させていただいと思っています。学生スタッフの諸子にも感謝しています。

 3年ぶりの対面開催となりましたが、まだコロナ禍の制限のある中に多数の皆様にご参加いただきましたこと誠にありがとうございました。皆様のご協力のお陰で無事終了することができました。275件のご発表をいただきました。また、参加登録者は480名とコロナ前に比較しても多くの方々にご参加いただきました。なお、懇親会を開催できず部門の受賞を盛大にお祝い出来きなかったとは心残りではあります。

 今後とも、流体工学の発展と部門の更なる飛躍のため、一層の努力を重ねて参る所存です。どうぞ変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 最後になりますが,流体工学部門のますますのご発展を心よりお祈り申し上げると共に,流体工学部門および流体工学の研究分野の発展に,微力ながら貢献して参りたいと考えております.今後とも皆様のご指導ご鞭撻の程,よろしくお願い申し上げます.

一般表彰(貢献表彰)


伊賀 由佳(東北大学)

受賞理由

流体工学部門技術委員会幹事や講演会WG主査・幹事および部門運営委員など数多くの要職を積極的に務め,部門の運営に多大な貢献をした.

受賞のコメント

 この度は,流体工学部門・一般表彰(貢献表彰)を賜り,大変光栄に存じます.ご推薦を頂きました方々ならびに関係者各位に心より感謝申し上げます.

 流体工学部門では,コロナ流行前からコロナ禍に掛けて,講演会WGと技術委員会を担当させて頂きました.コロナ前の信濃町での対面委員会では,国内の流体工学分野の先生方と交流でき,特に,本委員会がなければ交流が持てないような同世代の先生方と色々なお話ができまして,大変楽しかったのを覚えております.委員会にお誘い頂きました当時の部門長,荏原製作所の能見様にはこの場を借りて御礼申し上げます.また,ちょうどASME,KSMEとの合同会議AJK2019@サンフランシスコの準備にかかわらせていただきまして,著作権等に関連したASMEとの覚書のやり取りに苦戦したことも大変良い経験でした.
少子化や団塊世代の退職,企業の学会離れなどの影響により,機械学会に限らず国内の学会はどこも会員数の減少の問題に頭を悩ませているところです.学会の存在意義として,会員間の交流を提供する場であることが挙げられますが,多くの会員の皆様に年次大会や部門講演会にご参加頂き,広く交流頂くことももちろん大切ですが,委員として共に部門運営にかかわるというディープな交流も,有意義な学会活動であると感じていることころです.

 最後になりますが,流体工学部門のますますの発展を祈念しつつ,私自身は甚だ微力ではございますが,今後も部門活動に少しでも貢献できればと存じますので,引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう,何卒よろしくお願い申し上げます

更新日:2024.12.3