ボールの封じ込め
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- ロートを利用してドライヤーの先に拡がり部を作ります。
- まず、これを使って発泡スチロールのボール(直径10cm、中空)を吹き上げます。
- 次に、手をかざしてボールを上下に操作してみます。
- かざした手を下げていき、ボールを封じ込めます。
- 横に倒しても、逆さまにしてもボールは落ちません。
- 初めのボールを上下に操作できるのは、かざした手で流れを妨げて風の強さを変えるからです。
- 封じ込めができたのは、ボールとロートのすきまが狭くなり、流速が速く、圧力が下がるからです。
- レーシングカーの床下を低くしてダウンフォース(下向きの揚力)を発生させているのと同じ原理です(地面効果)。
【キーワード】 | ベルヌーイの定理 |
【参考】 | 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P102-107. 石綿良三「図解雑学流体力学」ナツメ社、P136-137. |
更新日:2010.6.1