糸を短くすると速く回る
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- ボールと回転中心を糸で結びます。糸の長さは調整できるようにしておきます。
- 「角運動量」とは回転運動の強さ(大きさ)を表す値です。
(角運動量)=(物体の質量)×(半径)×(速度) - 角運動量が同じなら、半径が短くなるほど半径に反比例して速度は大きくなります(角運動量保存則)。
- 実験では、糸を短くすると速度が大きく、糸を長くすると速度が小さくなりました。
- フィギュアスケートのスピンで手を拡げて体を大きく拡げると遅く回転し、逆に手や体を狭めて体の中心に集めると(回転の中心軸に近づけると)速く回転するのも同じ原理です(角運動量保存則)。
【キーワード】 | 角運動量保存則 |
【参考】 | 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P54. |
更新日:2013.4.4