空飛ぶにょろにょろ
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- 変わった形のおもちゃ「にょろにょろ」を作りました。直径10cmの発泡スチロール球(中空)と直径3cmの球8個を糸でつなぎました。2016年12月に公開した「にょろにょろ」では、ドライヤーの風で筒から取り出しましたが、ここではこれを浮かせてみます。
- 左の筒ににょろにょろを入れます。ドライヤーでななめ下から吹いてにょろにょろを浮かせます。うまく吹くと安定して浮かせることができます。これは、しっぽの小さな球がおもりとなって安定性をよくしているからです。
- にょろにょろをゆっくり移動させて右の筒に入れます。
- にょろにょろがななめに浮く理由は「ななめに浮く風船(続編)」と同じで、大きな球に沿って流れが曲がることによる揚力、空気抵抗(抗力)および重力の三つの力がつりあっているからです。
【キーワード】 | コアンダ効果、運動量理論 |
【関連項目】 | ななめに浮く風船(続編)、にょろにょろ |
【参考】 | 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P128-133. |
更新日:2017.10.1