連続して曲がる川
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- 連続して曲がる川ではどのように流れ、どのように堆積が起こるのかを実験しましょう。
- 細かく切った紙を水面に浮かべると、曲がり部では外側で遅く、内側で速く流れていることがわかります。また、外側に移動することもわかります。
- 次に、水につけておいた紙きれを水に混ぜると、底付近では内側に移動し、堆積することがわかります。「曲がる川の二次流れと堆積」と同じであることがわかります。(紙を入れた後、きらきらと光って見えるのは水面のさざ波で照明ライトが光っているもので、紙の動きとは無関係です。)
- 外側と内側でどちらが速く流れているかは関係なく、流れが曲がれば二次流れが発生して底に沈んでいるものは内側に集まってきます。そのため、実際の川でも砂や土は曲がりの内側に堆積する傾向があります。一方、大きな石や小さな石は内側とは限らず重力の影響により深い部分に沈み、堆積するという傾向があります。
- この実験動画はJSPS科研費 18K03956の助成を受けて制作しました。
【キーワード】 | 曲がる川 |
【関連項目】 | 曲がる川の流れの速さ2、曲がる川の二次流れと堆積 |
【参考】 | 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P60-61. |
更新日:2019.4.1