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びんの容量

まずは見てみよう!

どんな実験?

実験手順と種あかし

  • 浮力の性質を使ってびんの容量を測ってみましょう。
  • 水の入った容器をはかりの上に乗せます。重さの表示を0にリセットしておきます(0リセット)。
  • まず、口を上にした状態でビンを水中に沈めます。びんの中を水で満たします。
  • びんをトングでつかんで少し持ち上げます。びんが容器の底につかない、水面から出ていない、気泡が付いていないことに注意しましょう。
  • はかりの表示を読み取り、アルキメデスの原理からびんの体積(ガラス部分)を求めます。
  •    (表示された重さ[g])=(水の体積[cm3])=(物体の体積[cm3])
  • 次に、びんを水中から取り出して、中の水を容器に戻します。びんを逆さまにして水中に入れます。表示された値から、びんと中の空気の体積が求まります。前に求めておいたびんの体積を引き算して中の空洞の体積(容量)が求まります。
  • 動画では、びんの表示27.0g、びんと空気の表示85.8gであり、
      びんの容量は、85.8 - 27.0 = 58.8 cm3と求まりました。
  • この実験動画はJSPS科研費 18K03956の助成を受けて制作しました。
【キーワード】 浮力
【関連項目】

体積を測る1(アルキメデスの原理)

【参考】

石綿良三・根本光正「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P48-51
石綿良三「図解雑学流体力学」ナツメ社、P188-189

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更新日: 2021.6.1