水鉄砲でペットボトルの中をカラに
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- 上部に穴の開いたペットボトルに水が入っています。ペットボトルの下の方にビニールホースが取り付けられています。ビニールホースは水面より少し高い位置まで進み、その後、ペットボトルよりも低い位置まで下がっています。
- 上部の穴をめがけて水鉄砲で水を当てます。中の水位がホースよりも高くなると、ホース内の水は最も高い位置を越えて出口方向に流れ始めます。
- 水は流出を続け、ほとんどの水は流出してしまいます。
- これは、サイホンの原理によるものです。ペットボトル内の水位がホース内の水の先頭位置よりも高いと、高さの差による圧力の違いから水の流出は続きます。
- このしかけは、水鉄砲の射的の的に使えるかもしれません。穴を小さくすると難易度が高くなります。
- ホースを太くするほど、ホースの出口を低くするほど短時間で流出させることができます。
- ホースの最も高い位置付近では、ペットボトルが細くなっているほうがいいです。水位が変化しやすくなるので反応しやすくなります。
- この実験動画はJSPS科研費 18K03956の助成を受けて制作しました。
【キーワード】 | サイホンの原理 |
【関連項目】 | なくなったジュース、サイホンの原理 |
更新日:2023.8.1