何個浮かべられるか?
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- いろいろな大きさの風船や発泡スチロール球を用意します。これらをサーキュレーターの風の中に何個まで浮かべられるかというゲームをしてみましょう。
- これは第29回流れのふしぎ展(2024年8月、日本機械学会流体工学部門と神奈川工科大学の共同主催)や他の理科教室で行ったものです。
- 軽くてある程度の大きさのあるものが浮かびやすいのです。大きさがあるほうが流れの中にもどされやすく、安定して浮いていられます。同じ風船でも中に入れる空気の量を変えて大きさを変えてみると浮き方が変わります。大きくふくらませたほうが高く浮きます。また、風船に多少のおもりをつけると安定して外に落ちにくくなる場合もあります(重すぎると浮き上がらなくなります)。浮いているものがふらふらしていると(安定が悪いと)、その後流が乱れて上方にあるものが落ちやすくなります。いろいろくふうしてみてください。
- 今のところ(2024年11月時点)6個が最高記録です。皆さんも記録更新を目指して挑戦してください。大型の送風機などを使えばもっとたくさん浮かべられるかもしれませんが、家庭用のサーキュレーターという条件を付けておきましょう。
【キーワード】 | 物体まわりの流れの性質、コアンダ効果 |
【関連項目】 | |
【参考】 | 石綿良三・根本光正「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P128-133. |
更新日:2024.12.1