ペットボトルの水を早く出す3(渦をつくる)
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- 渦を利用して流出させてみましょう。
- ペットボトルを回転させて中に渦をつくります(このときの渦は自由渦というものです)。
- 渦の水面は中心で下がり、中心に空洞ができます。これが空気の通り道になり、水の流出のじゃまにならなくなります。そのため早く流出させることができたのです(8.15秒)。
- ただし、この方法では水が回転して流れるため水の流れる道のりが長くなる(結果的に流出時間を長くする)という欠点があります。
- この実験動画はJSPS科研費 18K03956の助成を受けて制作しました。
【キーワード】 | 水の流出、渦 |
【関連項目】 | |
【参考】 | 石綿良三・根本光正「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P52-59. |
更新日:2025.10.1