ペットボトルの水を早く出す5(底に穴をあける)
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- ペットボトルの底に穴をあけて実験してみましょう。
- はじめは、直径2mmの穴をあけた場合です。流出時間は11.40秒で、穴の効果があることがわかります。空気は穴から吸い込まれ、ペットボトルの口からは水だけが流出します。
- 次に、穴を大きくして直径5mmで実験してみましょう。
- 流出時間は2.61秒で、大幅に時間短縮できました。空気の通り道(上の穴)と水の通り道(ペットボトルの口)を分けたことによって水と空気のぶつかり合いがなくなり、抵抗が小さくなったのです。
- 直径を大きくして、空気が吸い込まれるときの抵抗が小さくなり、さらに改善できました。
- この実験動画はJSPS科研費 18K03956の助成を受けて制作しました。
【キーワード】 | 水の流出、水深と圧力 |
【関連項目】 | |
【参考】 | 石綿良三・根本光正「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P98-101. 石綿良三「図解雑学流体力学」ナツメ社、P18-19、P192-193. |
更新日:2025.10.1