息でピンポン玉を取り出す
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- ピンポン玉をコップに入れて息を吹きかけます。
- 斜め上から壁に当てるように吹くとピンポン玉が飛び出します。
- 空気の流れに乗って抗力(流れの方向にはたらく力。空気抵抗など)を受けながら玉は進み、コップから飛び出します。
- 「卵を浮かせる」のように、容器の壁と物体(卵や球など)のすき間が比較的小さく、物体の真上から流れを当てるときは、流れが折り返すときの圧力上昇を利用して物体を持ち上げています。しかし、すき間が大きいときは、このピンポン玉の実験のようにコップの壁に沿って流れを当てて抗力を利用してボールを取り出す方法もあります。
【キーワード】 | 空気抵抗、抗力、圧力 |
【関連項目】 | 卵を浮かせる |
【参考】 | 石綿良三「図解雑学流体力学」ナツメ社、P54-55、P62-63 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P15 |
更新日:2013.12.1