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ただようにょろにょろ

まずは見てみよう!

どんな実験?

実験手順と種あかし

  • 発泡スチロールの球を糸でつないだものをサーキュレーターの風の中に入れてみましょう。
  • 用意したのは、①直径10cmの球に3cmの球を8個つないだもの、②直径6cmの球に4cmの球を5個つないだもの、③直径5cmの球に3cmの球を4個つないだものの3つです。
  • ②と③はすぐに外に飛び出してしまいますが、①は飛び出さず空中に浮いています。これは、球が外に出そうになっても10cmの球は中にもどす力が大きく外に飛び出さないからです。生きものみたいにおもしろい動きをします。
  • 10cmの球は、中が空洞で軽いこと、大きいほうが空気抵抗(この実験の場合上向きにはたらく)が大きくなること(面積に比例)、流れの中心に近い側の球のまわりの流れが速いので中にもどす力も大きくなることがその理由です。逆に小さな球は中にもどす力が小さく、外に出やすくなります。
【キーワード】 物体まわりの流れの性質、コアンダ効果
【関連項目】

3個のボールを浮かべる2

【参考】

石綿良三・根本光正「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P128-133.

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更新日:2024.12.1