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流れ 2009年4月号 目次

― 特集テーマ: 流体工学により解明される自然界,そこから生まれる新技術 ―

  1. トンボ型飛翔ロボットの研究開発
    磯貝 紘二(日本文理大学)
  2. 羽ばたきとオートローテーションにおける流れ
    望月 修(東洋大学)
  3. 工学から視た海と流れ
    加藤 直三(大阪大学)
  4. スッポンの泳ぎから理論的に導かれた最速泳法
    伊藤 慎一郎(工学院大学)
  5. 計測融合シミュレーションによる血流解析
    船本 健一,早瀬 敏幸 (東北大学)
  6. 数値流体解析による長大橋梁の空力と振動の予測
    石原 孟(東京大学)
  7. 編集後記
    平田 和也(荏原製作所),咲間 文順(パナソニック),繁永 康 (日立製作所)

 

ニュースレター2009年4月号編集後記

 技術開発,および製品開発の歴史を振り返ると,技術者は自然現象,および他の生物から多くの知見を得て,それらの機能を応用してきた.古くは鳥の形状を真似て飛翔を試みたり,近年では鮫肌構造(リブレット)のヨット船体や水着への応用等,多くの事例を挙げることができる.

  そこで今回の特集では昆虫,水棲生物,人体内の血流解析,および風況予測と橋梁の設計といった,自然界の理論的解明さらに工学的応用への試みに関する興味深い話題を提供頂きました.

 ご多忙中にも関わらず,特集テーマについて話題をご提供いただきました執筆者の先生方に厚く御礼申し上げます.

4月号担当
平田和也(荏原)
咲間文順(パナソニック)
繁永 康 (日立)

更新日:2009.4.8