流れ 2018年1月号 目次
― 特集テーマ:2017年度年次大会 ―
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巻頭言
日本機械学会2017年度年次大会が2017年9月3日(日)~6日(水)の日程で,埼玉大学にて開催されました.流体工学部門関連では,2件の基調講演,3件のワークショップ,多岐のテーマにわたるオーガナイズドセッションと一般セッションが開催され,活発な討議が行われました.今年度は,日韓熱流体工学会議(The Ninth JSME-KSME Thermal and Fluids Engineering Conference)が開催され,通常の流体工学部門講演会は開催されない年度ということで,年次大会でも流体工学部門において優秀講演者の審査が行われ3名の講演者の方に優秀講演表彰が授与されました.
今回の特集では,基調講演を頂いた東北大学流体科学研究所西山秀哉教授と京都工芸繊維大学萩原良道教授,優秀講演表彰を受賞された方々に話題を提供して頂きました.基調講演を頂いた先生方からはこれまでの長年にわたる研究に関する深いご見識,今後の道標が丁寧に記されている一方で,優秀講演賞を受賞された今後の流体工学を担う学生方からは非常に活発な研究の様子が伺えます.本特集を通じて,流体工学部門の活動を多くの方々に知って頂き,世代を超えた流体工学に関する研究交流,部門活動の活発化の一助になれば幸いです.
末筆ではございますが,ご多忙中にも関わらず,特集テーマについて話題をご提供頂きました執筆者の方々に厚く御礼申し上げます.
1月号担当
本澤政明(静岡大学)
黒澤貞男(東芝)
更新日:2018.1.30