流れ 2006年12月号 目次
― 特集: CFDを用いた流体機械最適設計の最前線 ―
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ニュースレター12月号編集後記
今号のテーマでは「流体機械」を取り上げることになりました。12月中に公開できて、一同安心しております。流体機械は、環境問題等と密接に関係する重要で、かつ伝統的な機械要素ですが、その中でCFD(数値流体力学)の知見を用いた最適設計の試みについて、4つの最先端の事例の寄稿を頂きました。流体力学への関心を深める一助となれば幸いです。ご多忙中、話題提供頂きました方々に深く感謝申し上げます。
また、今号の編集作業中に大きなニュースが入りました。東北大学名誉教授の伊藤英覚先生が、本年の文化功労者に選ばれたとの報道で、流体工学の分野からは初めてのようです。伊藤英覚先生は流体力学や機械工学の分野からの受賞者が少ない学士院賞も昭和50年に受賞されており、また21世紀になってからは九州大学名誉教授の妹尾泰利先生の学士院賞受賞(2003年)に続く慶事と思います。このような受賞は、同じ分野の後進の人間にとっても大きな励みになります。「ニュースレター」の性格からもこの件も取り上げる予定で、伊藤先生から何らかのメッセージを戴ければと計画中です。
12 月号担当
東村 哲志(シーディー・アダプコ・ジャパン)
川口 清司(富山大学)
宇都宮 浩司 (広島工業大学)
辻 知宏(高知工科大学)
更新日:2006.12.27