流れ 2015年11月号 目次
― 特集テーマ:2015年度年次大会(その1) ―
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巻頭言 Be Ambitious! ~機械工学の新たな挑戦~
日本機械学会2015年度年次大会が2015年9月13日から16日の4日間にわたり北海道大学工学部で開催されました.今年の標語の冒頭の言葉は、北海道大学の前身である札幌農学校の教頭であったクラーク博士が札幌を去るにあたって残した言葉として有名です.その言葉は今でも,青少年やかつての青少年の心に強くコダマし,私たち機械工学の研究者・エンジニアを多いに鼓舞しています.
今年の年次大会での流体工学部門関連の講演は,基調講演2件,ワークショップ3件, 19件のオーガナイズドセッッション・一般セッション,市民フォーラム1件,先端技術フォーラム2件が開催されました.昨年同様に,どの講演でも非常に活発な討議が行われました.
今回の特集では,年次大会での基調講演2件およびワークショップ2件でご講演された先生方に話題を提供していただきました.多数の先生方にご協力いただけましたため前後半の2号に分けて 公開いたします.今号は,(株)荏原製作所 後藤彰様の基調講演「流体機械内部流れ最適化の変遷と、近未来への展望」とワークショップ「血流の視える化研究(血視研)」です.本特集を通じて,流体工学部門の活動を多くの方々に知って頂き,更なる部門活動の活発化の一助になれば幸いです.
末筆ではございますが,ご多忙中にも関わらず,今号特集に話題をご提供頂きました執筆者の先生方に厚く御礼申し上げます.
基調講演 ((株)荏原製作所 後藤 彰 様)
11月号担当
竹村 隆((株)荏原製作所)
杵淵 郁也(東京大学)
藤井 宏之(北海道大学)
横山 博史(豊橋技術科学大学)