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流れ 2018年3月号 目次

― 特集テーマ:第9回日韓熱流体工学会議(TFEC9) ―

  1. 巻頭言
    (橋本,松田,朴)
  2. 平板上の遷移境界層における乱流の始まり
    福西 祐,西尾 悠,伊澤 精一郎(東北大学)吉川 穣(宮城県産業技術総合センター)
  3. E-MPS法を用いた単一溶融液滴の凝固・付着シミュレーション
    近藤 真一郎,守 裕也(東京理科大学)福島 直哉(東海大学)山本 誠(東京理科大学)
  4. PM2.5の帯電状態測定のための平行平板粒子分級器の数値シミュレーション
    米道 卓音,深潟 康二,藤岡 謙太郎,奥田 知明(慶應義塾大学)
  5. 粘弾性流体中における鞭毛螺旋模型の推進力特性に与える粘弾性マッハ数の影響
    田島 和哉,三神 史彦(千葉大学)
  6. 可変マイクロギャップ電極を用いたイオン電流場の計測
    福田 敬志,土井 謙太郎,川野 聡恭(大阪大学)

 

巻頭言

 第9回日韓熱流体工学会議が日本機械学会と韓国機械学会の共催で2017年10月27日(金)から30日(月)の4日間にわたり沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにて開催されました。流体工学部門からは基調講演、12件のオーガナイズドセッションと一般セッション、さらには2件の流体工学部門と熱工学部門のジョイントセッションが開催され、活発な討議が行われました。台風の影響のためスケジュールの変更を余儀なくされましたが、両国の研究者・専門家による積極的な情報交換が行われました。

 今回の特集は第9回日韓熱流体工学会議とし、基調講演を頂いた東北大学の福西祐教授および若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰を受賞された講演者の方に話題提供をして頂きました。福西先生からは長年のご研究の成果が伺えるトピックについて執筆していただいております.また若手研究者の方からは最新の研究が克明に記されております。本特集を通じて、流体工学部門の活動を多くの方々に広く知って頂き、更なる部門活動の研究交流及び活発化の一助になれば幸いです。

 末筆ではございますが、ご多忙中にも関わらず、特集テーマについて話題をご提供頂きました執筆者の先生方に厚く御礼申し上げます。

3月号担当
橋本時忠(佐賀大学)
松田昇一(琉球大学)
朴 炫珍(北海道大学)

更新日:2018.3.29