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流れ 2013年10月号 目次

― 特集テーマ:2013年度年次大会 ―

  1. 巻頭言
    (杵淵,玉野,真田)

  2. 「流れのふしぎ科学教室」-楽しい流れの実験教室と教員・科学ボランティアのための研修会に参加して-
    田原功一郎(米子工業高等専門学校)

  3. 竜巻の発生環境を再現する試み
    佐々浩司(高知大学)
  4. 水泳動作を行うロボットに作用する非定常流体力の計測とモデル化
    中島求(東京工業大学)

  5. EFDワークショップ 流体力とせん応力の計測
    亀田孝嗣(近畿大学)

 

巻頭言

 日本機械学会2013年度年次大会が,2013年9月8日~11日の4日間にわたり岡山大学津島キャンパスにて開催されました.流体工学部門関連では,基調講演4件,ワークショップ5件,20件以上のオーガナイズドセッションおよび一般セッションが開催され,活発な討議が行われました.また,初日の市民フォーラムでは石綿良三先生の企画による「流れのふしぎ科学教室」が開催され,小学生,保護者,企業関係者などを含む多数の参加者が流れの不思議に魅了されていたようです.

 今回の特集では,「流れのふしぎ科学教室」の当日の様子を,参加した学生の視点からレポートしてもらいました.さらに,基調講演およびワークショップでご講演された3名の先生方に,竜巻,スイマー周りの流れ,乱流境界層と様々なスケールにおける流体現象について話題を提供して頂きました.本特集を通じて,流体工学部門の活動を多くの方々に知って頂き,更なる部門活動の活発化の一助になれば幸いです.

 末筆ではございますが,ご多忙中にも関わらず,特集テーマについて話題をご提供頂きました執筆者の先生方に厚く御礼申し上げます.

10月号担当
杵淵 郁也(東京大学)
玉野 真司(名古屋工業大学)
真田 俊之(静岡大学)

更新日:2013.10.31