流れ 2017年2月号 目次
― 特集テーマ:流体工学部門講演会 ―
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巻頭言
日本機械学会第94期流体工学部門講演会が2016年11月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり山口県宇部市の山口大学工学部常盤キャンパスにて開催されました。岡山大学の柳瀬眞一郎教授による基調講演、山口大学時間学研究所の明石真教授による特別講演、13件のオーガナイズドセッションと一般セッションが開催され、活発な討議が行われました。また、初日の11月12日には流れの夢コンテストが開催され、今回のテーマ「流れを活かそう」に沿って興味深い発表・趣向が凝らされた作品が展示されました。特筆すべきは、今回のコンテストでは高校生が初めて参加され、しかも、最優秀賞を受賞されたことです。
今回の特集は流体工学部門講演会とし、基調講演および日本機械学会若手優秀講演フェロー賞、流体工学部門優秀講演者賞を受賞された講演者の方に話題提供をして頂きました。また、流れの夢コンテストでは最優秀賞、一樹賞を受賞したチームから、作品の工夫した点や苦労した点などについて、解説して頂きました。最優秀賞を受賞された高校生の方からも想いを熱く語って頂き、若い力の活躍も目立つ特集となっております。本特集を通じて、流体工学部門の活動を多くの方々に知って頂き、更なる部門活動の活発化の一助になれば幸いです。
末筆ではございますが、ご多忙中にも関わらず、特集テーマについて話題をご提供頂きました執筆者の先生方に厚く御礼申し上げます。
2月号担当
本澤政明(静岡大学)
橋本時忠(佐賀大学)
松田昇一(琉球大学)
更新日:2017.2.22