活動中の研究会
【活動中の研究会の紹介】
A-TS 05-25 | 機能性流体工学研究会 (自2021年4月 至2026年3月) |
主 査 | 高奈 秀匡(東北大学) |
幹 事 | 岩本 悠宏(名古屋工業大学) |
活動報告 | |
■ これまで主査らは,日本機械学会流体工学部門講演会において継続的に機能 性流体に関するOSを企画し,機能性流体に関する最先端の学術成果を発表する場 を提供するとともに,研究者コミュニティーの形成を目指してきた。今回,幅広 い研究分野の委員から構成される機能性流体工学研究会を新たに設置することに より,機能性流体研究コミュニティーをさらに広げ,分野を超えた学際的研究を 展開することにより,機能性流体工学を基盤とした新たなフロンティア流体工学 分野を開拓することを目指す。また,機能性流体工学分野において世界をリード する研究成果の創出を目指し,当該分野おける国際的な研究動向を調査する。 | |
A-TS 05-24 | プラズマアクチュエータ研究会(自2013年12月 至2028年11月) |
主 査 | 西田 浩之(東京農工大学) |
幹 事 | 佐藤 允(工学院大学) |
幹 事 | 松野 隆(鳥取大学) |
幹 事 | 瀬川 武彦(産業技術総合研究所) |
活動報告 | |
■ 近年プラズマを利用した流体制御デバイス(プラズマアクチュエータ)について活発な研究開発活動が行われている.現在,各企業・大学および研究機関においてそれぞれ特徴ある研究が行われており,流体現象としては多くの成果が報告されている一方,プラズマアクチュエータを実社会の工学問題に適用できるものとするためには幅広い研究領域にわたる知見と経験が必要であり,またその適用分野についても非常に多岐にわたる.プラズマアクチュエータの研究には基礎科学の分野で知見を持つ研究者が存在する一方,特に企業において工業製品の性能向上に主眼を置いている研究者もいるという垂直的な側面を持っている.このような状況の下,研究者同士の情報の共有や議論により,それぞれの基礎研究によって得られた成果の利用をはかり,実社会の工学問題解決に向けた実用化を加速することを目的とする. | |
A-TS 05-02 | 流力騒音研究会(自1989年4月 至2019年3月) |
主 査 | 梶 昭次郎(帝京大学) |
幹 事 | 渡辺 紀徳(東京大学) |
活動報告 | |
■ 空気力学的・水力学的に発生する騒音全般および燃焼騒音・流体関連振動騒音等を対象に,その発生機構,伝播・放射機構の研究を行う.またこれら騒音の制御,計測技術も対象として含め,流力騒音の全体的理解を深めることを目的とする. 年1回流力騒音シンポジウムを開催し,会員に研究発表・討論の場を提供する.また適宜,特定のテーマのワークショップ,文献調査・関連会議報告等を行う. |
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A-TS 05-09 | 北海道地区流体工学研究会 (自1996年10月 至2022年9月) |
主 査 | 三戸 陽一(北見工業大学) |
幹 事 | 朴 炫珍(北海道大学) |
活動報告 | |
■ 乱流による物質の混合・拡散の予測ならびに制御手法の研究を目的とする.北海道地区研究者の特質を生かせる混層流に注目し,測定可能な物理量からの流れの状態量推定法や数値予測法などに関する調査研究を行う. | |
A-TS 05-13 | 九州地区流体工学研究会 (自1997年9月 至2022年9月) |
主 査 | 渕脇 正樹 (九州工業大学) |
活動報告 | |
■ これまで研究者が個別に抱え,解決に当たってきた流体工学の教育と研究に関する種々の問題を,九州地区に属する者が組織的に当り,互いに情報交換することによって,九州地区の教育と研究のポテンシャルを向上させる. | |
A-TS 05-19 | 格子ボルツマン法の基礎と応用に関する研究会(自2004年5月 至2016年3月) |
主 査 | 稲室 隆二(京都大学) |
幹 査 | 須賀 一彦(大阪府立大学) |
幹 事 | 吉野 正人(信州大学) |
活動報告 | |
■ 格子ボルツマン法は,流れの基礎方程式として離散的な粒子の分布関数の時間発展を解くという,数値流体力学の中でも特異な手法である.近年その適用範囲は混相流体,電磁流体等の複雑流体から,ミクロな流れまで多岐にわたっている.格子ボルツマン法を基礎とした数値流体力学の新たな発展の可能性を探るとともに,本手法で用いられる計算モデルの改良ならびに,計算スキームの高速化により,汎用的かつ実用的な数値シミュレーションソフトの開発のための調査研究をおこなう. 年2回ほどの研究会,その他本手法の普及を目指した講習会などを開くことを予定している. | |
A-TS 05-20 | 北陸地区流体工学研究会(自2005年4月 至2020年3月) |
主 査 | 木綿 隆弘(金沢大学) |
幹 事 | 渡辺 大輔(富山大学) |
幹 査 | 杉本 康弘(金沢工業大学) |
活動報告 | |
■ 北陸地区では,1996年12月より2004年12月まで,8年間「気液系流れのダイナミクス研究会」を組織して研究活動を精力的に展開してきた.2005年度から,この研究会を発展的に継承し,流体工学における種々の新しいテーマに対応できる体制として本研究会を整備する.研究対象は,流体関連振動,噴流,混相流,計算流体力学,機能性流体,流体工学教育などである.年に2回以上研究会を開催する予定であり,そのうち少なくとも一つは上述のような分野から重要テーマを選んだ専門研究会,残りは院生など若手研究者・技術者の講演発表を中心とした研究会とする.これらの活動をとおして,会員が取り組んでいる種々の流体工学関連問題に対する調査研究を集中的に行うとともに,若手技術者・研究者の育成を目指す. | |
A-TS 05-22 | 複雑流体研究会(自2006年4月 至2017年3月) |
主 査 | 岩田 修一(名古屋工業大学) |
幹 事 | 山口 博司(同志社大学) |
幹 事 | 鈴木 洋(神戸大学) |
幹 事 | 高橋 勉(長岡技術科学大学) |
幹 事 | 山本 剛宏(大阪電気通信大学) |
活動報告 | |
■ 高分子流体,サスペンション,エマルジョン,界面活性剤溶液,フォーム,液晶, MR/ER流体,生体液等,複雑流体の工学的応用が拡大するに従い,その研究活動が活性化しており,年次大会,部門講演会等で多くの研究成果が報告されている.しかしこれまで複雑流体の研究に携わる研究者間の交流や情報交換の場は上記講演会以外では少なく,専門研究会レベルの活動はあまりなされなかった. そこで上記研究会を発足させ,いろいろなアプローチで複雑流体を研究している研究者が集い,短時間の学会発表では伝えきれないノウハウや詳細情報の交換を行うことで,この分野の発展を促進したい.ホームページを立ち上げこれを活用することで,会合は年一回程度を予定している. |
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A-TS 05-23 | 噴流,後流,及びはく離流れ研究会(自2008年10月 至2022年9月) |
主 査 | 内山 知実(名古屋大学) |
幹 事 | 飯尾 昭一郎(信州大学) |
幹 事 | 出川 智啓(トヨタシステムズ) |
活動報告 | |
■ 本研究会は,部門下の組織として2008年10月に設置が認められ,産官学の36名の会員による研究会として発足し,現在は78名で活動中である.噴流,後流,およびはく離流れの基礎的流動特性の解明および工学的応用について,流体工学研究者間の情報交換を促進し,流体工学の発展の動向を探ることを目的としている.年次大会および流体工学部門講演会においては,オーガナイズド・セッションを企画し,毎回多数の優れた研究発表が実施されている. |
更新日:2021.10.30